銀座のクラブの品位とは

昨今、多くの芸能人達や著名人達が、脇が甘いせいなのかトラブルや不祥事を起こしており、突然の悲報に世間を驚かしています。

光と影は対極し、輝きを放てば放つほど、闇もまた深いということでしょうか。

スター的存在が持つ明暗。

それでも、このような闇があったからこそ、光輝いていたとも言うべきでしょうか。
光と闇は表裏一体と言うではありませんか。

たとえば、コインが表面だけのコインで存在できないように、裏面だけのコインも存在せず。ということでしょうか。

ところで、芸能人だけではなく、著名人や社会的に立場のある人だけに留まらず、一般の立場の人であっても、会社で大きな貢献して功労者的な存在となっていたり、偉大な業績を築き不動の立場となって人や、社会的に有名だったり、企業や団体の中で絶大な権力をもっていたり、大きな人気を持っていたりと、人は、こういう実績を築き上げると、人によっては、自分のことを大きな存在であると認識しはじめ、第三者や最も身近な人からの意見に耳を貸さなかったり、将来的に危険であろう大切な忠告を聞かないことがあるというのです。

また、忠告をわずらわしいからといって、最も大切なキーマンを遠ざけてしまう人もいます。

全ての失敗する人たちに共通することは

「自分自身がしていることを正しいことであると盲信している」ことであると言えませんか?

これは誰にでもあてはまることだと言えそうですね。

「これからだ」という時期において

「今が絶頂期」という時期に限って

不祥事が明るみになり、凋落してしまうのです。

実は、こういう凋落は、芸能人や著名人でなくても、一般人でも起こっていますし、各業界、ナイトワークの世界でもおこっています。

そして、銀座の会員制高級クラブで働く女性やスタッフであっても確認できることがあるのです。

「これから」というときに人は失敗しやすいと言えば頷けますが、

実は、そうではなく、

人は生きていれば、ちょくちょく失敗しているものだと思いませんか?

たとえば無名時代に
その失敗が目立つか、目立たないかの違いであったり

同じく、その失敗が許されたのか、それとも許されなかったのかなどの違いもあります。

無名時代のときに、失敗という経験をしておくことで、将来的に避けられた失敗もあるはずです。

とはいえ、無名時代とはいえ、致命的な失敗をしてしまったというのなら、再び浮き上がることはままならないこともあるでしょう。

また、幼少期から「付き人」「執事」「メンター」などと呼ばれる人が傍らに居ることで、さまざまな失敗を回避させるべき教育を施されることで、大人物になってからの失敗を避けられる人もいます。

今回、世間を賑わしている香川照之さんは、今回のことが「許される行為」と思っていたのかもしれません。それとも「許されない行為」であることを知ったうえでの出来事だったのでしょうか。

なんにせよ、香川照之という存在を自ら過小評価していたのかもしれません。

もし正当な評価をしていたのなら、自分の行動の1つ1つに責任が生じるということを把握していたはずですから。

お客様の幸運を考える側面もクラブにはあるのではないか

ところで、銀座の高級店である程度長く働いている人ならわかっていることでしょうが、ひとたびお店にお越しになり、その人の飲み方を見ていれば、そのお人柄が多少は見えてくるものです。

たとえば

  • そのお客様が紳士かどうか
  • そのお客様がモテる人かどうか
  • そのお客様がウザい人かどうか
  • そのお客様が下品かどうか
  • 素敵な人かどうか

を、わかるものです。

この際ですから念のためお伝えするとすれば、お酒が入っていたとしてもお人柄です。お酒は一切の言い訳にはなりませんよ?

つまり、銀座での遊び方を知っている人かどうかを知っているかどうかを。

残念ながら、香川照之さんは銀座(クラブでの)での遊び方を知っておられなかったということになるでしょう。いや、もはや銀座のクラブ限らずであったかもしれません。

ですが、もっと残念なことは、香川照之さんのこういう飲み方が日常化していたと伝わってきましたから、言いたくはありませんが、それを許していた(容認していた)部分がお店にはあったというのなら、不甲斐ない気持ちと、やるせない気持ちがこみ上げてきます。

避けられなかったのでしょうか。

もしも今回の出来事が、突発的なことであって、初めての「殿御乱心」であったのであれば、避けられようはなかったのかもしれませんが。

しかし、重ねて言いますが「香川照之さんのこういう飲み方が日常化していた」ことが本当であれば、避けられたかもしれません。

真実を追究したいとは思いませんが、今回の香川照之さんの出来事は避けられたはずだったのでは?と疑問が残ります。

「香川さん、ダメですよ」「香川さん、ああいうのはダメなんですよ」と愛のある叱る人の存在はなかったのか。

そういう愛ある叱る人の声に、香川照之さんが聞く耳持たなかったのであれば、たとえ香川照之という大物芸人だとしても、とんだ大馬鹿野郎であると言わせてもらいます。

今回、何を一番お伝えしたいのかというと、香川照之さんを引き合いに出させていただきましたが、

今回の香川照之さんの失敗は、決して芸能人に限ったことではなく
誰しもがスキャンダルの主役となりえる可能性があるということ。

しかし「P.C.S.Mシステム」を取り入れてくだされば、スキャンダルは避けられます。

まずは、耳を傾けていただくことです。

自分もいつも香川照之さんの出演していた映画やドラマを楽しく観させていただいていたので、今回は涙が出るほど残念でなりませんでした。